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Rename-Item
Rename-Itemは、アイテム名を変更するコマンドです。
エイリアスrni、reni
解説
アイテム(ファイル、ディレクトリ、レジストリキー等)の名前を変更します。
構文
- (構文)
- Rename-Item [-Path] <string> [-NewName] <string> [<CommonParameters>] Rename-Item [-NewName] <string> [<CommonParameters>]
パラメータ | 説明 |
---|---|
-Path パス | 対象パスを指定する(ワイルドカード使用可) (例)-Path "D:\test*" |
-LiteralPath パス | 対象パスを指定する(ワイルドカード使用不可) (例)-LiteralPath "D:\test" |
-NewName 名前 | 新しい名前を指定する |
-Force | 強制的に実行する |
-PassThru | 通常は出力しない値を出力るようにする |
-Credential 資格情報 | 資格情報を指定する |
-WhatIf | 実行はせずに実行結果の確認のみ行う |
-Confirm | 実行前に確認メッセージの表示を行う |
-UseTransaction | トランザクションに参加する |
共通的なパラメータは「共通パラメータ」をご覧ください。
サンプル
ファイル名を「sample.txt」から「sampleA.txt」に変更する
Rename-Item -Path D:\sample.txt -NewName sampleA.txt
ファイル名を「sample.txt」から「sampleA.txt」に変更する(実行はしないで結果のみ確認)
Rename-Item -Path D:\sample.txt -NewName sampleA.txt -WhatIf
ファイル名を「sample.txt」から「sampleA.txt」に変更する(実行前に確認する)
Rename-Item -Path D:\sample.txt -NewName sampleA.txt -Confirm
コマンドのヘルプを表示する
Get-Help Rename-Item
備考
- パラメータの「-Path」と「-NewName」は省略可能です。
関連項目
- Item系コマンドレット
- Clear-Item:アイテムの値のみをクリアする
- Copy-Item:アイテムをコピーする
- Get-Item:アイテム情報を取得する
- Invoke-Item:アイテムを実行する
- Move-Item:アイテムを移動する
- New-Item:アイテムを新規作成する
- Rename-Item:アイテム名を変更する
- Remove-Item:アイテムを削除する
- Set-Item:アイテムの値を設定する