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Copy-Item
Copy-Itemは、アイテムをコピーするコマンドです。
エイリアスcpi、cp、copy
解説
アイテム(ファイル、ディレクトリ、レジストリキー等)をコピーします。
コピー先に名前のみを指定した場合は、カレントディレクトリにコピーします。
構文
- (構文)
- Copy-Item [-Path] <string[]> [[-Destination] <string>] [<CommonParameters>] Copy-Item [[-Destination] <string>] [<CommonParameters>]
パラメータ | 説明 |
---|---|
-Path パス | 対象パスを指定する(ワイルドカード使用可) (例)-Path "D:\test*" |
-LiteralPath パス | 対象パスを指定する(ワイルドカード使用不可) (例)-LiteralPath "D:\test" |
-Destination パス | コピー先のパスを指定する |
-Container | コンテナを保持してコピーする |
-Force | 強制的に実行する |
-Filter フィルタ文字 | |
-Include 文字列 | 指定した文字列を対象に含める (ワイルドカード使用可) (例)-Include *.log,*.tmp ⇒拡張子がlog、tmpのファイルを含める |
-Exclude 文字列 | 指定した文字列を対象から除外する (ワイルドカード使用可) (例)-Exclude Test* ⇒ファイルがTestで始まる物を除外する |
-Recurse | 子アイテムも含めコピーする |
-PassThru | 通常は出力しない値を出力るようにする |
-WhatIf | 実行はせずに実行結果の確認のみ行う |
-Confirm | 実行前に確認メッセージの表示を行う |
共通的なパラメータは「共通パラメータ」をご覧ください。
サンプル
D:\sample.txtをコピーしてampleA.txtを作成する
Copy-Item -Path D:\sample.txt -Destination sampleA.txt
ディレクトリ「D:\test」を中身も含めてディレクトリ「test2」にコピーする
Copy-Item -Path D:test -Destination test2 -Recurse
コマンドのヘルプを表示する
Get-Help Copy-Item
備考
- パラメータの「-Path」と「-Destination」は省略可能です。
関連項目
- Item系コマンドレット
- Clear-Item:アイテムの値のみをクリアする
- Copy-Item:アイテムをコピーする
- Get-Item:アイテム情報を取得する
- Invoke-Item:アイテムを実行する
- Move-Item:アイテムを移動する
- New-Item:アイテムを新規作成する
- Rename-Item:アイテム名を変更する
- Remove-Item:アイテムを削除する
- Set-Item:アイテムの値を設定する