PowerShellコマンドレット虎の巻

Get-Item

Get-Itemは、アイテム情報を取得するコマンドです。

エイリアスgi

解説

Get-Itemは、アイテム(ファイル、ディレクトリ、レジストリキーなど)を取得するためのコマンドです。
レジストリ値とデータを取得するにはGet-ItemPropertyを使用してください。
また、Recurseパラメータが無いので再帰的に項目を取得するには
Get-ChildItemコマンドを使用してください。

構文

(構文)
Get-Item [-Path] <string[]> [<CommonParameters>] Get-Item [<CommonParameters>]
【主要パラメータ】
パラメータ説明
-Path パス対象パスを指定する(ワイルドカード使用可)
(例)-Path "D:\test*"
-LiteralPath パス対象パスを指定する(ワイルドカード使用不可)
(例)-LiteralPath "D:\test"
-Filter 対象対象を指定する
(例)-Filter "*.log"
-Include 文字列指定した文字列を対象に含める
(ワイルドカード使用可)
-Exclude 文字列指定した文字列を対象から除外する
(ワイルドカード使用可)
-Force隠しファイルも表示する

共通的なパラメータは「共通パラメータ」をご覧ください。

サンプル

ファイル「D:\sample.txt」を表示する

Get-Item -Path D:\sample.txt

Dドライブ直下にある拡張子がtxtのファイルを表示する

Get-Item -Path D:\*.txt

D:\Testフォルダ直下のファイルを隠しファイルも含めて表示する

Get-Item D:\Test\* -Force

ディレクトリ「D:\test」を表示する

Get-Item -Path D:\test

メモ帳のファイルの情報を取得する

Get-Item C:\Windows\System32\notepad.exe

レジストリキーの情報を取得する

Get-Item HKLM:\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion

コマンドのヘルプを表示する

Get-Help Get-Item

備考

  • 結果に表示されるModeの値は以下の意味です。
     d:ディレクトリ
     a:アーカイブ
     r:読み取り専用
     h:隠し
     s:システム
     l:リンク
  • レジストリ値やファイルの特定のプロパティを取得したい場合は、
    Get-ItemPropertyをご使用ください。

関連項目