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New-ItemProperty
New-ItemPropertyは、アイテムプロパティを新規作成するコマンドです。
エイリアスなし
解説
指定されたアイテムに新しいプロパティを作成します。
構文
- (構文)
- New-ItemProperty [-Path] <string[]> [-Name] <string> [<CommonParameters>] New-ItemProperty [-Name] <string> [<CommonParameters>]
パラメータ | 説明 |
---|---|
-Path パス | 新しいプロパティを作成するアイテムのパスを指定する ※必須パラメータ (例)-Path "HKLM:\Software\MyCompany\MyApp" |
-LiteralPath パス | 対象パスを指定する(ワイルドカード使用不可) (例)-LiteralPath "D:\test" |
-Name プロパティ名 | 作成するプロパティの名前を指定する ※必須パラメータ (例)-Name "NewProperty" |
-PropertyType 型 | プロパティのデータ型を指定する (例)-PropertyType String |
-Value 値 | 新しいプロパティの値を指定する ※必須パラメータ (例)-Value "NewValue" |
-Force | 既存のプロパティを上書きする |
-Include 文字列 | 指定した文字列を対象に含める (ワイルドカード使用可) (例)-Include *.log,*.tmp ⇒拡張子がlog、tmpのファイルを含める |
-Exclude 文字列 | 指定した文字列を対象から除外する (ワイルドカード使用可) (例)-Exclude Test* ⇒ファイルがTestで始まる物を除外する |
-Credential 資格情報 | 資格情報を指定する |
-WhatIf | 実行はせずに実行結果の確認のみ行う |
-Confirm | 実行前に確認メッセージの表示を行う |
-UseTransaction | トランザクションに参加する |
共通的なパラメータは「共通パラメータ」をご覧ください。
サンプル
レジストリキーに新しいプロパティを追加する
New-ItemProperty -Path "HKLM:\Software\MyCompany\MyApp" -Name "NewProperty" -Value "NewValue" -PropertyType String
整数型のプロパティを追加する
New-ItemProperty -Path "HKLM:\Software\MyCompany\MyApp" -Name "NewIntegerProperty" -Value 123 -PropertyType DWord
バイナリ型のプロパティを追加する
$binaryValue = [byte[]](0x01, 0x02, 0x03, 0x04)
New-ItemProperty -Path "HKLM:\Software\MyCompany\MyApp" -Name "NewBinaryProperty" -Value $binaryValue -PropertyType Binary
コマンドのヘルプを表示する
Get-Help New-ItemProperty
備考
- レジストリの一部のキーや値にアクセスするには管理者権限が必要です。
- 既存のプロパティと同名のプロパティを作成しようとするとエラーが発生します。上書きで問題ない場合は-Forceパラメータで上書きできます。
関連項目
- ItemProperty系コマンドレット
- Clear-ItemProperty:アイテムプロパティの値のみをクリアする
- Copy-ItemProperty:アイテムプロパティをコピーする
- Get-ItemProperty:アイテムプロパティ情報を取得する
- Move-ItemProperty:アイテムプロパティを移動する
- New-ItemProperty:アイテムプロパティを新規作成する
- Rename-ItemProperty:アイテムプロパティ名を変更する
- Remove-ItemProperty:アイテムプロパティを削除する
- Set-ItemProperty:アイテムプロパティの値を設定する