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Set-Content
Set-Contentは、コンテントを設定するコマンドです。
エイリアスsc
解説
ファイルを新規作成し、内容を書き込みます。
書き込み時には文字コードを指定できます。
既に同名のファイルが存在する場合は既存ファイルに上書きされます。
既存ファイルに追記したい場合は、Add-Contentをご使用ください。
構文
- (構文)
- Set-Content [-Path] <string[]> [-Value] <Object[]> [<CommonParameters>] Set-Content [-Value] <Object[]> [<CommonParameters>]
パラメータ | 説明 |
---|---|
-Value 値 | 値を指定する |
-PassThru | 通常は出力しない値を出力るようにする |
-Path パス | 対象パスを指定する(ワイルドカード使用可) (例)-Path "D:\test*" |
-LiteralPath パス | 対象パスを指定する(ワイルドカード使用不可) (例)-LiteralPath "D:\test" |
-Filter フィルター | Pathパラメーターを修飾するフィルターを指定する |
-Include 文字列 | 指定した文字列を対象に含める (ワイルドカード使用可) (例)-Include *.log,*.tmp ⇒拡張子がlog、tmpのファイルを含める |
-Exclude 文字列 | 指定した文字列を対象から除外する (ワイルドカード使用可) (例)-Exclude Test* ⇒ファイルがTestで始まる物を除外する |
-Force | 強制的に実行する |
-WhatIf | 実行はせずに実行結果の確認のみ行う |
-Confirm | 実行前に確認メッセージの表示を行う |
-UseTransaction | トランザクションに参加する |
-NoNewline | 最後に改行コードを入れない |
-Encoding 文字コード | 文字コードを指定する |
-Stream ストリーム名 | ストリーム名を指定する ※Windowsのみ使用可。 |
共通的なパラメータは「共通パラメータ」をご覧ください。
サンプル
D:\sample.txtファイルを作成し、"りんご"を書き込む(文字コードはデフォルト)
Set-Content -Path D:\sample.txt -Value "りんご"
D:\sample.txtファイルを作成し、"りんご"を書き込む(文字コードはUTF-8)
Set-Content -Path D:\sample.txt -Value "りんご" -Encoding UTF8
コマンドのヘルプを表示する
Set-Help Set-Content
備考
- パラメータ名の「-Path」は省略可能です。
- 既存ファイルが存在する場合は上書きされます。
既存ファイルに追記したい場合はAdd-Contentsコマンドをご使用ください。
関連項目
- Content系コマンドレット
- Get-Content:コンテントを取得する
- Set-Content:コンテントを設定する
- Add-Content:コンテントを追加する
- Clear-Content:コンテントをクリアする