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Get-Content
Get-Contentは、コンテントを取得するコマンドです。
エイリアスgc、cat、type
解説
指定したコンテント(ファイルや関数など)の中身を取得します。
実行時に取得方法や文字コードなどを指定できます。
構文
- (構文)
- Get-Content [-Path] <string[]> [<CommonParameters>] Get-Content [<CommonParameters>]
パラメータ | 説明 |
---|---|
-ReadCount 行数 | パイプラインを通じて一度に送る行数を指定する |
-TotalCount 行数 | 先頭のn行を取得する |
-Tail 行数 | 最後のn行を取得する |
-Path パス | 対象パスを指定する(ワイルドカード使用可) (例)-Path "D:\test*" |
-LiteralPath パス | 対象パスを指定する(ワイルドカード使用不可) (例)-LiteralPath "D:\test" |
-Filter フィルター | Pathパラメーターを修飾するフィルターを指定する |
-Include 文字列 | 指定した文字列を対象に含める (ワイルドカード使用可) (例)-Include *.log,*.tmp ⇒拡張子がlog、tmpのファイルを含める |
-Exclude 文字列 | 指定した文字列を対象から除外する (ワイルドカード使用可) (例)-Exclude Test* ⇒ファイルがTestで始まる物を除外する |
-Force | 強制的に実行する |
-Credential 資格情報 | 資格情報を指定する |
-UseTransaction | トランザクションに参加する |
-Delimiter 区切文字 | 読込む時の区切り文字を指定する (デフォルトは改行文字(\n)) |
-Wait | ファイルの変更を監視する |
-Raw | 1行毎に読み込まず、全体をまとめて読み込む |
-Encoding 文字コード | 文字コードを指定する Utf8、Byte |
-Stream ストリーム名 | ストリーム名を指定する ※Windowsのみ使用可。 |
共通的なパラメータは「共通パラメータ」をご覧ください。
サンプル
sample.txtの中身を表示する
PS C:\>Get-Content -Path sample.txt
3行あるテキストファイルsample.txtを行単位に配列として読み込む
$arr = @(Get-Content -Path sample.txt)
$arr.Length
⇒ 3
ファイルを行単位で読み込むので結果は3になります。
3行あるテキストファイルsample.txt全体を配列として読み込む
$arr = @(Get-Content -Path sample.txt -Raw)
$arr.Length
⇒ 1
ファイル全体を一括で読み込むので結果は1になります。
コマンドのヘルプを表示する
Get-Help Get-Content
備考
- パラメータ名の「-Path」は省略可能です。
関連項目
- Content系コマンドレット
- Get-Content:コンテントを取得する
- Set-Content:コンテントを設定する
- Add-Content:コンテントを追加する
- Clear-Content:コンテントをクリアする