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Pop-Location
Pop-Locationは、PUSHしたディレクトリに戻すコマンドです。
エイリアスpopd
解説
スタックにセットされたロケーションを取り出して移動します。
スタックに名前を付けてセットされたロケーションは、名前で呼び出すことも可能です。
構文
- (構文)
- Pop-Location [<CommonParameters>]
パラメータ | 説明 |
---|---|
-PathThru | 値を出力するように指示する |
-StackName スタック名 | スタック名を指定する |
-UseTransaction | トランザクションに参加する |
共通的なパラメータは「共通パラメータ」をご覧ください。
サンプル
スタックに入っているロケーションを取り出して移動する
Pop-Location
スタックに値が存在しない場合は何も起こりません。
スタック名「test」のロケーションを取り出して移動する
Pop-Location -StackName test
スタック名が存在しない場合はエラーが発生します。
コマンドのヘルプを表示する
Get-Help Pop-Location
備考
- 最後にPUSHされたロケーションから順に取得されます。
- Pop-Locationを実行した時にスタックに値が存在しない場合は、何も起こりません。
関連項目
- Location系コマンドレット
- Get-Location:カレントディレクトリ情報を取得する
- Set-Location:カレントディレクトリを設定する
- Push-Location:旧ディレクトリをPUSHしつつカレントディレクトリを変更する
- Pop-Location:PUSHしたディレクトリに戻す