PowerShellコマンドレット虎の巻

Out-String

Out-Stringは、オブジェクトを文字列に変換するコマンドです。

エイリアスなし

解説

オブジェクトを文字列(String)に変換します。

構文

(構文)
Out-String [<CommonParameters>]
【主要パラメータ】
パラメータ説明
-Streamオブジェクト毎に文字列を出力する
-Width 文字数出力の各行の文字数を指定する
-InputObject オブジェクトStringに変換するオブジェクトを指定する

共通的なパラメータは「共通パラメータ」をご覧ください。

サンプル

配列「(1,2,3)」をStringに変換する

$str = Out-String -InputObject (1,2,3)

配列のlengthと、配列をStringに変換した後のlengthの比較

# 配列のLengthを取得する PS C:\> $arr = ("orange", "apple", "banana") PS C:\> $arr.length 3 ←配列の件数 #配列をStringに変換してLengthを取得する PS C:\> $arr = ("orange", "apple", "pear") | Out-String PS C:\> $arr.length 21 ←文字列の文字数

要素の最後に\r\nの2文字が付くので、6+2+5+2+4+2=21になります。

コマンドのヘルプを表示する

Get-Help Out-String

関連項目