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Measure-Object
Measure-Objectは、オブジェクトを指定した条件で計算するコマンドです。
エイリアスmeasure
解説
入力オブジェクトの数値プロパティに対して、
カウント、合計、平均、最小値、最大値などの統計情報を計算します。
構文
- （構文）
- Measure-Object [[-Property] <string[]>] [<CommonParameters>]
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
| -InputObject オブジェクト | 測定するオブジェクトを指定する |
| -Property プロパティ | 測定対象のプロパティを指定する ※指定しない場合はオブジェクトの数をカウントする |
| -Sum | 指定したプロパティの合計値を表示する |
| -Average | 指定したプロパティの平均値を表示する |
| -Maximum | 指定したプロパティの最大値を表示する |
| -Minimum | 指定したプロパティの最小値を表示する |
| -Line | 入力オブジェクト内の行数をカウントする |
| -Word | 入力オブジェクト内の単語数をカウントする |
| -Character | 入力オブジェクト内の文字数をカウントする |
| -IgnoreWhiteSpace | 文字数のカウント時に空白を無視する |
共通的なパラメータは「共通パラメータ」をご覧ください。
サンプル
ディレクトリ内のファイルとフォルダーをカウントする
Get-ChildItem | Measure-Object
数値プロパティの統計情報を計算する
$numbers = 1..10
$numbers | Measure-Object -Sum -Average -Maximum -Minimum
テキストファイルの行数、単語数、文字数をカウントする
Get-Content test.txt | Measure-Object -Line -Word -Character
コマンドのヘルプを表示する
Get-Help Measure-Object
備考
- パイプラインで他のコマンドの出力を渡すことも可能です。
関連項目
- Object系コマンドレット
- New-Object：オブジェクトを作成する
- Compare-Object：オブジェクトを比較する
- Sort-Object：オブジェクトをソートする
- Select-Object：オブジェクトを選択する
- ForEach-Object：オブジェクトを順次処理する
- Where-Object：オブジェクトをプロパティ値で選択する
- Group-Object：オブジェクトをグルーピングする
- Measure-Object：オブジェクトを指定した条件で計算する
- Tee-Object：オブジェクト出力を分岐する
