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Join-Path
Join-Pathは、パスを連結するコマンドです。
エイリアスなし
解説
パスを結合します。
結合する際に区切り文字(\など)は適切なものが自動で付加されます。
構文
- (構文)
- Join-Path [-Path] <string[]> [-ChildPath] <string> [<CommonParameters>]
パラメータ | 説明 |
---|---|
-Path パス | 対象パスを指定する(ワイルドカード使用可) (例)-Path "D:\test*" |
-ChildPath パス | 連結するパスを指定する |
-Resolve | ワイルドカードを展開する |
-Credential 資格情報 | 資格情報を指定する |
-UseTransaction | トランザクションに参加させる |
共通的なパラメータは「共通パラメータ」をご覧ください。
サンプル
"C:"と"test"を結合して新たなパスを返す
Join-Path -Path "C:" -ChildPath "test"
⇒ C:\test
パラメータ名の-Pathと-ChildPathは省略可です。
"test"と"sample.txt"を結合して新たなパスを返す
Join-Path "test" "sample.txt"
⇒ test\sample.txt
この例ではパラメータ名の-Pathと-ChildPathを省略しています。
"dir01"、"dir02"、"dir03"に"sample.txt"を結合して新たなパスを返す
Join-Path "dir01","dir02","dir03" "sample.txt"
⇒
dir01\sample.txt
dir02\sample.txt
dir03\sample.txt
この例ではパラメータ名の-Pathと-ChildPathを省略しています。
D:\test*\sample*.txtに合致する実在のパスの一覧を返す
Join-Path -Resolve D:\test* sample*.txt
対象のパスが存在しない場合は何も返しません。
コマンドのヘルプを表示する
Get-Help Join-Path
備考
- パラメータ名の-Pathと-ChildPathは省略可です。
関連項目
- Path系コマンドレット
- Join-Path:パスを連結する
- Split-Path:パスを分ける
- Convert-Path:パスを変換する
- Resolve-Path:パス名を解決する
- Test-Path:パス名をテストする