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Test-Connection
Test-Connectionは、ping送信するコマンドです。
エイリアスなし
解説
ネットワークの接続状況をテストします。
特定のコンピュータに対してインターネット制御メッセージプロトコル (ICMP) エコー要求パケットを送信して結果を取得します。
一般的なpingコマンドと同様の機能です。
構文
- （構文）
- Test-Connection [-ComputerName] <string[]> [<CommonParameters>] Test-Connection [-ComputerName] <string[]> [-Source] <string[]> [<CommonParameters>] Test-Connection [-ComputerName] <string[]> [<CommonParameters>]
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
| -AsJob | テストをバックグラウンドで実行してジョブオブジェクトを返す |
| -BufferSize サイズ | 送信するパケットのサイズをバイト単位で指定する （デフォルトは32バイト） |
| -ComputerName 名称/IP | 接続を確認するコンピュータの名前またはIPアドレスを指定する |
| -Count 回数 | 送信するICMPエコー要求の回数を指定する （デフォルトは4回） |
| -Credential 資格情報 | ユーザ資格情報を指定する |
| -Source 名称 | 送信元コンピュータ名を指定する （デフォルトはローカル名） |
| -Impersonation 偽装レベル | 偽装レベルを指定する ・Default：既定の偽装レベル ・Impersonate：オブジェクトが呼び出し元の資格情報を許可する ・Anonymous：呼出し元のIDを隠蔽する ・Delegate：オブジェクトが他オブジェクトの呼出し元資格情報の使用を許可する ・Identify：オブジェクトが呼出し元の資格情報の照会を許可する |
| -ThrottleLimit 数 | 確立する最大接続数を指定する （デフォルトは32） |
| -TimeToLive 秒 | エコー要求パケットが有効である最大時間を秒数で指定する （デフォルトは80秒） |
| -Delay 秒 | pingの間の遅延時間を秒単位で指定する |
| -Quiet | 接続が成功したかどうかを返す 成功の場合：$True、失敗の場合：$False |
共通的なパラメータは「共通パラメータ」をご覧ください。
サンプル
Server01に対して4回pingを送信する
Test-Connection -ComputerName "Server01"
192.168.1.10に対して1回pingを送信する。失敗した場合でも例外を出さない。
Test-Connection -ComputerName 192.168.1.10 -Count 1 -ErrorAction SilentlyContinue
Server01に対して回数は3回、間隔は2秒、データサイズは256バイトのpingを送信する
Test-Connection -ComputerName "Server01" -Count 3 -Delay 2 -BufferSize 256
192.168.1.10に対してpingが成功したかどうかをbool値で取得する
Test-Connection -ComputerName 192.168.1.10 -Count 1 -Quiet
$True、$Falseのいずれかが返ります。
特定のユーザアカウントでリモート端末へpingを送信する
Test-Connection -ComputerName "Server01" -Credential Domain01\User01 -Impersonation Identify
コマンドのヘルプを表示する
Get-Help Test-Connection
備考
- WindowsだけでなくmacOSやLinuxでも使用可能です。
- Test-Connectionの後継であり、より詳細な出力ができるTest-NetConnectionコマンドレットもあります。
関連項目
- Test-NetConnection：ネットワーク接続の診断情報を表示する
