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Set-Clipboard
Set-Clipboardは、クリップボードに情報を設定するコマンドです。
エイリアスscb
解説
クリップボードに値をセットします。
文字列を指定する場合は-Valueパラメータで、
ファイルを指定する場合は-Pathまたは-LiteralPathで指定します。
構文
- （構文）
- Set-Clipboard [-Value] <string[]> [<CommonParameters>] Set-Clipboard [<CommonParameters>]
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
| -Value 値 | クリップボードに値をセットする |
| -Append 値 | クリップボードに値を追加する |
| -Path パス | 対象パスを指定する（ワイルドカード使用可） （例）-Path "D:\test*" |
| -LiteralPath パス | 対象パスを指定する（ワイルドカード使用不可） （例）-LiteralPath "D:\test" |
| -AsHtml | コンテンツをHTMLとしてクリップボードにレンダリングする |
| -WhatIf | 実行はせずに実行結果の確認のみ行う |
| -Confirm | 実行前に確認メッセージの表示を行う |
共通的なパラメータは「共通パラメータ」をご覧ください。
サンプル
クリップボードに値"ABC"をセットする
Set-Clipboard -Value "ABC"
パラメータ名「-Value」は省略可能です。
クリップボードの値に"DEF"を追加する
Set-Clipboard -Append "DEF"
クリップボードにファイル「D:\sample.txt」をセットする
Set-Clipboard -Path D:\samplec.txt
コマンドのヘルプを表示する
Get-Help Set-Clipboard
備考
- パラメータ名「-Path」は省略できます。
関連項目
- Clipboard系コマンドレット
- Get-Clipboard：クリップボードの情報を取得する
- Set-Clipboard：クリップボードに情報を設定する
