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Out-Null
Out-Nullは、オブジェクトを破棄するコマンドです。
エイリアスなし
解説
処理を実行した結果が不要な場合に、パイプでOut-Nullへ渡す使い方が多いです。
例えばNew-Itemでファイルを作成する場合、ファイルが作成されると同時にコンソールへ結果が表示されますが、 コンソールへの結果表示が不要な場合はパイプでOut-Nullへ渡せばコンソールへ出力されなくなります。
構文
- （構文）
- Out-Null [<CommonParameters>]
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
| -InputObject オブジェクト | 破棄するオブジェクトを指定する |
共通的なパラメータは「共通パラメータ」をご覧ください。
サンプル
test.txtファイルを作成するが、結果は表示しない
New-Item test.txt | Out-Null
コマンドのヘルプを表示する
Get-Help Out-Null
備考
- Out-Nullの代わりに$nullへリダイレクトしても構いません。
関連項目
- Null系コマンドレット
- Out-Null：オブジェクトを破棄する
