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Get-Random
Get-Randomは、乱数を取得するコマンドです。
エイリアスなし
解説
乱数を取得したり、指定した複数のオブジェクトからランダムなオブジェクトを取得するなどできます。
取得したい数を指定して、任意の個数取得することも可能です。
構文
- （構文）
- Get-Random [[-Maximum] <Object>] [<CommonParameters>] Get-Random [-InputObject] <Object[]> [<CommonParameters>]
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
| -SetSeed 数値 | シード値を指定する |
| -Maximum 数値 | 生成する乱数の最大値を指定する |
| -Minimum 数値 | 生成する乱数の最小値を指定する |
| -InputObject オブジェクト | ランダムに取得するオブジェクトを指定する |
| -Count 数 | InputObjectで指定したオブジェクトから取得する数を指定する（デフォルト値は1） |
共通的なパラメータは「共通パラメータ」をご覧ください。
サンプル
乱数を取得する
Get-Random
1～10の範囲で整数の乱数を取得する
Get-Random -Minimum 1 -Maximum 10
例 ⇒ 3
1～10の範囲で整数の乱数を取得する
1..10 | Get-Random
例 ⇒ 3
1～10の範囲で小数の乱数を取得する
Get-Random -Minimum 1.0 -Maximum 10.0
例 ⇒ 6.73984158958301
配列（$a）からランダムに２つ取得する
$arr = @(10, 20, 30, 40, 50)
Get-Random -InputObject $arr -Count 2
例 ⇒ 20、30
コマンドのヘルプを表示する
Get-Help Get-Random
備考
- パラメータを指定せずに実行すると、0～2147483647の範囲の乱数が返ります。
関連項目
- Random系コマンドレット
- Get-Random：乱数を取得する
