PowerShellコマンドレット虎の巻

Format-Table

Format-Tableは、テーブル形式にフォーマットするコマンドです。

エイリアスft

解説

指定したオブジェクトをテーブル形式にフォーマットします。

構文

(構文)
Format-Table [[-Property] <Object[]>] [<CommonParameters>]
【主要パラメータ】
パラメータ説明
-AutoSizeデータの幅によりサイズを自動調整する
-RepeatHeader表示が1画面を超える場合、ヘッダー行を画面ごとに表示する
-HideTableHeadersヘッダー行を表示しない
-Wrapデータの幅が列幅を超える場合は切り捨てる
-Property プロパティ名テーブル化する対象のプロパティ名を指定する
-GroupBy プロパティ名テーブル化でグルーピングするプロパティ名を指定する
-View
-ShowErrorパイプラインにエラーを送る
-DisplayErrorコマンドラインにエラーを表示する
-Forceすべてのエラー情報を表示する
-Expand 値コレクションの書式を指定する
・EnumOnly
・CoreOnly
・Both
-InputObject オブジェクトテーブル形式にするオブジェクトを指定する

共通的なパラメータは「共通パラメータ」をご覧ください。

サンプル

Get-ChildItemの結果をTable形式で取得する

Get-ChildItem | Format-Table

Get-ChildItemの結果はもともとTable形式なのであまり意味がありませんが・・

Get-ChildItemの結果をTable形式で取得する(プロパティ名=NameとLastWriteTimeのみ)

Get-ChildItem | Format-Table -Property Name,LastWriteTime

オブジェクト$aをテーブル形式で表示する

$a = @{a=100;b=200;c=300} Format-Table -InputObject $a Name Value ---- ----- c 300 b 200 a 100

オブジェクト$aをテーブル形式で表示し、ヘッダー行を表示しない

Format-Table -InputObject $a -HideTableHeaders

コマンドのヘルプを表示する

Get-Help Format-Table

備考

  • パラメータ名の「-Property」は省略可能です。

関連項目