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Export-Csv
Export-Csvは、オブジェクトからCSVファイルを作成するコマンドです。
エイリアスepcsv
解説
指定したオブジェクトをCSV化してファイルに出力します。
構文
- (構文)
- Export-Csv [[-Path] <string>] [[-Delimiter] <char>] [<CommonParameters>] Export-Csv [[-Path] <string>] [<CommonParameters>]
パラメータ | 説明 |
---|---|
-InputObject オブジェクト | CSVに変換するオブジェクトを指定する |
-Path パス | 対象パスを指定する(ワイルドカード使用可) (例)-Path "D:\test*" |
-LiteralPath パス | 対象パスを指定する(ワイルドカード使用不可) (例)-LiteralPath "D:\test" |
-Force | 強制的に実行する |
-NoClobber | 既存ファイルを上書きしない |
-Encoding 文字コード | 文字コードを指定する ・ascii ・bigendianunicode ・default ・oem ・string ・unicode ・unknown ・utf32 ・utf7 ・utf8 |
-Append | 追記モードで出力する |
-Delimiter 値 | 区切り文字を指定する(デフォルトは",") (例)-Delimiter ';' |
-UseCulture | 現在のカルチャのリスト区切り記号を項目区切り記号として使用する |
-NoTypeInformation | オブジェクトの型名コメントを出力しない |
-WhatIf | 実行はせずに実行結果の確認のみ行う |
-Confirm | 実行前に確認メッセージの表示を行う |
共通的なパラメータは「共通パラメータ」をご覧ください。
サンプル
Get-Dateの内容をCSVファイルとして出力する(-InputObjectで指定するパターン)
$d = Get-Date
Export-Csv -InputObject $d -Path C:\sample.csv -NoTypeInformation
Get-Dateの内容をCSVファイルとして出力する(パイプで渡すパターン)
Get-Date | Export-Csv -Path C:\sample.csv -NoTypeInformation
コマンドのヘルプを表示する
Get-Help Export-Csv
関連項目
- Csv系コマンドレット
- ConvertTo-Csv:CSV形式にフォーマットする
- ConvertFrom-Csv:CSV形式からコンバートする
- Export-Csv:オブジェクトからCSVファイルを作成する
- Import-Csv:CSVファイルからオブジェクトを作成する