PowerShellコマンドレット虎の巻

Compress-Archive

Compress-Archiveは、zip形式で圧縮するコマンドです。

エイリアスなし

解説

指定したファイルやフォルダをzip形式で圧縮します。
パラメータで圧縮レベルを指定すること可能です。

構文

(構文)
Compress-Archive [-Path] <string[]> [-DestinationPath] <string> [<CommonParameters>] Compress-Archive [-DestinationPath] <string> [<CommonParameters>]
【主要パラメータ】
パラメータ説明
-Path パス対象パスを指定する(ワイルドカード使用可)
(例)-Path "D:\test*"
-LiteralPath パス対象パスを指定する(ワイルドカード使用不可)
(例)-LiteralPath "D:\test"
-DestinationPath パス圧縮先のパスを指定する
-CompressionLevel圧縮レベルを指定する
・Fastest:最速で圧縮するがファイルサイズは大きい
・NoCompression:圧縮しない
・Optimal:ファイルサイズを可能な限り小さくなるように圧縮する(既定値)
-Update既存の圧縮ファイルを更新する
-Force強制的に実行する
-WhatIf実行はせずに実行結果の確認のみ行う
-Confirm実行前に確認メッセージの表示を行う

共通的なパラメータは「共通パラメータ」をご覧ください。

サンプル

C:\testをC:\test.zipに圧縮する

Compress-Archive -Path C:\test -DestinationPath C:\test.zip

最速モードで圧縮する

Compress-Archive -Path C:\test -DestinationPath C:\test.zip -CompressionLevel Fastest

コマンドのヘルプを表示する

Get-Help Compress-Archive

備考

  • パラメータ名の「-Path」、「-DestinationPath」は省略可能です。

関連項目