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do-while構文
do-while構文は、少なくとも一度はループ内の処理を実行したい時に使用します。
解説
do-while文は、コードブロックを少なくとも一度は実行し、その後指定した条件が真である限り繰り返し実行するためのループ構文です。
構文
- (do-while構文)
- do { <繰り返し実行するコード> } while (<条件>)
※do-while文の各部分の詳細は以下です。
- <条件>
- 各反復の前に評価される式。
この条件がTrueである間ループ処理を継続します。
PowerShellでは、条件式に使用する比較演算子は一般的な記号(<、= など)は使用できません。
以下の表の比較演算子をご使用ください。
比較演算子 | 記号 | 説明 |
---|---|---|
-eq | = | 等しい |
-ne | <> | 等しくない |
-lt | < | より小さい(未満) |
-le | <= | 以下 |
-gt | > | より大きい |
-ge | >= | 以上 |
サンプル
do-while文サンプル
$count = 0
do {
Write-Host "Count is $count"
$count++
} while ($count -lt 5)
(結果)
Count is 0
Count is 1
Count is 2
Count is 3
Count is 4
"exit"と入力されるまで入力を促す
$a = ""
do {
$a = Read-Host "入力してください。"
Write-Host "入力値: $a"
} while ($a -ne "exit")
備考
- 大文字小文字は区別しないので、do-while、Do-While、DO-WHILEどのパターンで書いても問題ありません。
- 条件により1回もループ処理を行わなくてもよい場合は、while構文をご使用ください。
関連項目
- PowerShell構文
- if構文:条件分岐を行う
- for構文:ループ処理を行う
- foreach構文:コレクションの各要素に対して処理を行う
- switch構文:特定の式の値に基づいて多分岐を行う
- while構文:特定の条件が満たされている間、繰り返し処理を行う
- do-while構文:少なくとも一度はループ内の処理を実行することを保証する