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Write-Output
Write-Outputは、指定したオブジェクトをパイプラインに書き込むコマンドです。
エイリアスwrite、echo
解説
指定したオブジェクトをパイプラインに書き込みます。
以下のような特徴があります。
- パイプラインの最後のコマンドである場合、オブジェクトはコンソールに表示されます。
- プライマリパイプライン(成功ストリームとも呼ばれる)にオブジェクトを送信します。
構文
- (構文)
- Write-Output [-InputObject] <PSObject[]> [-NoEnumerate] [<CommonParameters>]
パラメータ | 説明 |
---|---|
-InputObject オブジェクト | 出力するオブジェクトを指定する |
-NoEnumerate | コレクションを列挙せずに単一のオブジェクトとして出力する |
共通的なパラメータは「共通パラメータ」をご覧ください。
サンプル
文字列"Hello World!"をコンソールに表示する
Write-Output -InputObject "Hello World!"
パラメータ名「-InputObject」は省略可能です。
変数の値の出力する
$lang = "Japanese"
Write-Output "Hello $lang"
配列全体を1つのオブジェクトとして出力する
$array = 1,2,3
Write-Output $array -NoEnumerate
コマンドのヘルプを表示する
Get-Help Write-Output
備考
- Write-Outputは暗黙的に使用されるため普通は明示的に使用する必要はありません。
例えば、Get-Process | Write-Output と Get-Process は同じ結果になります。